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「四年生」と「五年生」

2007年02月04日 16:51

木尾士目。げんしけん書いてるひとの、前連載してたやつ。
これはねー、存在知ってからずっと読もう読もうと思ってたんだけど、ついにその時を迎えました。読みました。あまりの痛いかんじに笑えました。
大学四年生の話なわけよ。あと、大学五年生の話なわけよ(これ、続き物ってことで本棚で隣に置いてあるけど、あきらかネタ晴れですよまったく)。就職活動。司法試験。フリーター。など、など、のなかで、だらだら付き合ってきた男女がどうなるこうなるってゆうマンガでした。男女ってことで、げんしけんではオブラートだったセックス的なこともがんがん出てくる。
げんしけん読んだことある人はわかると思うけど、この作者、なんかこう間とか表情とかで「あー」って思わせる人かと思ってたのだよ私。でも四年生五年生は違った。しゃべる。キレる。泣く。感情が言葉で描かれていて、どっかで聞いたことあるような、思ったことあるような言葉がためらいもなく書かれていて、もうすげーやだった。
人間だなあ、ほんと。

ほんと、終わってからでよかった。まだ四年生後期に読んでよかった。これ三年生後期の私に読ませてみ?泣くよ。ただでさえ就活に怯えてるのに、こんな未来パターン見せられたらほんとひきこもりになるよ。
げんしけんはオススメマンガだけど、これはすすめない。マンガってさ、やっぱり現実の活力にできてなんぼのものだよ。
でも、いまをリアルで描写されてみたいというマゾはマンガ喫茶に行きなさいね。
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ユリイカ

2006年12月13日 23:30

サブカルVSオタクの号。

私「サブカル」って言われてもなんか適当に雰囲気で理解するだけで、オタクと何が違うのか全然わかんなかったのね。でも、これ読んでちょっとはわかってきた。つまりは拓十がサブカルでかげ髑髏がオタクってことでしょ? ゆらゆら帝国はサブカルでエヴァンゲリオンはオタクだ。きっと。
サブカルって、「これはサブカルじゃない」とは言いやすいけど「これがサブカルだ」ってのは表しづらい。オタクはたくさんあるけど。対立してんのね、この二つ。双方「一緒にしないでいただきたい」なのかな?
どっちにしろ、一番嫌われてるのは女オタクらしい。なんだよこの男社会め。


ところで10年前は本当に色々あったんだなあって思う。この雑誌の付録にオタク年表がついてて、それを見直して思う。
エヴァンゲリオンもポケットモンスターもニンテンドー64もスターバックスの出店も空想科学読本も水曜どうでしょうも、全部全部10年前!
なんならTMレボリューションも10年前。
なんだよ、なんの騒ぎなのこれは。明らかになにかがあった1996年。みんなノストラダムスで焦っちゃったのかい。2006年は何があった?10年後に残るようなこと、何かあった?10年前の私は13歳で、中学生をやってたわけでそれでも上に挙げたものたちは全部覚えてた。10年後の私は、今の何を覚えてるんだろうか。難しい。
ここ数年の記憶はあいまいで、いつだっておんなじことしか起こっていない気がする。
別に何かあればいいのにって願ってるわけじゃないけど、なんかもったいない感情がある。

ここ一週間以内に関東で大きな地震が起こる確率はかなり高いらしい。
地震雲っていう、変な雲が観測されたから。いろいろあった1996年から10年後の今年起こる何かが、震災でないことを心から願います。

徹底抗戦!文士の森

2006年12月12日 23:03

笙野頼子ってひと。

小説家なんだけど、私は読んだこと無い。いわゆる純文学な女性作家らしいです。で、この本はじゃあ小説じゃないのか?って言われたら全然違くて、エッセイや論文なんかを集めたもの。卒論とか関係ないけど、ついつい読んでしまった一品です。
なんで読んでしまったかって、このヒトがあまりにも怒ってたから。序文とかからして既に「ああもう死ねばいいのに死ねばいいのにってゆか殺すのに死ね死ね死ね死ね」みたいな文章で、うわあ……ってひきながらも、何がそんなに……って思ってページめくった。

この作家が怒ってるのは、大塚英志。「サイコ」とかの原作者ですね。
そんでこの笙野さん、「このやろう文学なめてやがんのかああいいよかかってこいよ勝負してあげなくもないから」のノリで大塚英志が言った発言とか文章とかに「ただの妄言意味のない中傷せめて事実を基にして書いてくれよったく」と赤を入れるわ告発するわ。これが14年続いてたってんだから驚きです。立場的に売れてるヤツが強い男社会では、女性の笙野さん一回仕事なくなるまで干されるんだけど、最後の最後に返り咲き。今度は逆に大塚英志の仕事がなくなっちゃった。
そういう経緯とか裏事情とかがすげー面白かった。
なにげ論文書く方法とかもわかったし。

ちょっと大塚英志の見る目が変わった一冊でした。

スカーレットウィザード

2006年12月02日 13:39

茅田砂胡。

高校生くらいの時かな、発売したの。
時々ものすごく読みたくなるんですよね……。
いくらラストが納得いかないといっても、クラッシュブレイズとか意味わかんないと血涙を流しても、好きなんですよねー。
しょうがない。
番外編はともかく、本編は本当にいいエンターテイメントです。下手なマンガよりアクションしてるし、笑かしてくれるし、キャラクタ的には言うことないよ。図書館から借りてきた次の日バイトだっつーのに、明け方3時までかかって全五巻読んじゃったもんね。睡眠時間二時間しかないって、もうちょっと年を考えたいよね。
でもケリー大好きだ。なんつうか正統派主人公最強無敵マンガっぽくて、読んでてすっきりする。ふふ。

ライトノベルとか子どもっぽいのはちょっと……って思ってる人にも、小説って難しいからやだ……って思ってる人にも、双方に自信をもっておすすめできる数少ない良作です。軽い北方謙三だよって言ったら笑うかな?

図書館の神様

2006年09月26日 17:14

瀬尾まいこ。

学生課から「本返せ」って言われたので、卒論に使う資料を減らしています。体調悪いのに。大学図書館で913・6を予約するなんてどういうこと?まったく。友達になりたいよ!

で。
神様ね。ゴッド。
「図書館」とか「本屋」とかタイトルにつく小説はだいたいアンテナに反応するわけですが(今なら「図書館戦争」が熱いネ☆)、これもそうでした。ずっと知ってた。読みたかった。なんなら冒頭だけ20ページくらい読んでた。
なんつうか、まあ、ふつうの恋愛小説でした。
江國香織とかよりも日常で、飾らない、おいしそうな料理の出てくる小説。どっちかっつうと宮部みゆきよりかもしれない。なぜなら少年がかっこいいから。
やる気のない主人公が、ひとりの文学少年と出会うことによって生まれるエナジー的ななにものかがー。面白いよ?

最近読んだマンガのあとがきに、「マンガはねーストーリーとかなくていいの。初めと終わりでなにか変化があって、面白ければそれでいい」って編集者の人が言ってて、目からウロコ。
そういう話です。「図書館の神様」。
面白ければそれでいい。
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